第14期研究・第4課題
組織・運営に関する課題
第4課題は、学校が組織として機能し、学校を取り巻く様々な課題に適正かつ迅速に対応するための体制づくりに関わる課題です。生成AIの導入や教育DXの推進による校務処理の効率化や校内コミュニケーションの活性化などの課題から、組織マネジメントを生かした学校経営など、幅広い課題があります。
近年、地域の力を学校運営に生かすためのコミュニティ・スクールの取組や、様々な問題に対応していくための外部専門機関との連携、幼・保・小・中・高・特別支援学校の異校種間の連携についてなど、校内だけにとどまらず、地域社会との連携を推進する取組が多くなされています。また、児童生徒の問題行動や保護者・地域からの相談への対応、個人情報の保護、教職員の不祥事、さらには、防災、減災、防犯など様々な状況に適切に対応できる危機管理体制の強化も重要になっており、このような取組の窓口になっているのは、多くの場合、副校長・教頭となっています。
これらの取組が、持続可能かつ教育効果の高いものとなるためには、個々の教員が個別に教育活動に取り組むのではなく、学校のマネジメントを強化し、組織として教育活動に取り組む体制を創り上げるとともに、必要な指導体制を整備することが必要です。
研究の視点と具体的内容例
学校運営全般に関すること
- 学校運営の活性化を図るための組織及び運営
- 学校組織マネジメントを生かした教育活動の推進
- 様々な問題に対応していくための外部専門機関との連携
人材育成や組織力向上に関すること
- 「チームとしての学校」の推進
- 組織力の向上をねらったミドルリーダーの育成
- 教職員個々の資質・能力を伸ばすための教職員評価の在り方
- 豊かな同僚性をもった教職員集団を育てる組織づくりや運営
- 校内コミュニケーションを活性化させ、教職員の意欲向上や働きがいを高める手立て
リスク管理や危機管理に関すること
- 地震、風水害等の災害や感染症、様々な学校危機管理体制の確立
- コンプライアンスを高める組織づくり
- 情報公開の推進、個人情報の保護・管理
地域連携(コミュニティ・スクールなど)に関すること
- 社会に開かれた教育課程の実現
- 地域の力を生かし学校組織を活性化するための副校長・教頭としての取組
- 家庭や地域社会との連携・協働を推進する組織づくり及び運営例
異校種間連携に関すること
- 異校種間の連携を生かし、地域の中の学校として発展させていくための取組
- 教職員に幼保小中を見通した主体的な取組を促すための副校長・教頭の役割
その他、組織・運営に関すること
- 教職員のウェルビーイング向上を図る取組
- 教職員の健康の維持増進やメンタルヘルスを踏まえた組織や運営
- 教育課程特例校等での取組の生かし方
- 生成AIの導入や教育DX等による校務処理の効率化や業務改善の推進
- 学校における「働きやすさ」と「働きがい」の両立を図るための取組
- 事務職員との連携